「獅子風流」初勝利で首位の座を死守。好救援のヒースが日本球界3年ぶりの白星を挙げる

パ・リーグ インサイト

2018.7.22(日) 21:06

埼玉西武ライオンズ・源田壮亮選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・源田壮亮選手(C)PLM

7月22日、メットライフドームで行われた埼玉西武と東北楽天のカード最終戦は、終盤に打線がつながった埼玉西武が6対3で逆転勝利。負ければ首位交代という試合で辛勝し、何とか首位の座を守った。

先に試合を動かしたのは後半戦負けなしの東北楽天だった。2回表、2死から6番・アマダー選手が、埼玉西武・榎田投手の甘く入った変化球を捉えて、16号先制ソロ。続く3回表にも、1番・田中選手に2試合連続となる8号ソロが飛び出し、3回を終えて東北楽天がスコアを2対0とした。

4回表にはアマダー選手の2打席連続弾が飛び出し、リードを3点に広げた東北楽天。援護をもらった先発の辛島投手は、埼玉西武の4番・山川選手に4回裏、6回裏に2本塁打を浴びたものの、6回途中2失点と試合を作り、救援陣に後を託した。

3対2の東北楽天1点リードで、2番手・青山投手が1.1回を完ぺきに封じると、8回裏は松井投手がマウンドに上がる。しかし、ここで埼玉西武打線が目覚めた。先頭のメヒア選手が安打を放つと、1番・秋山選手の適時三塁打、続く源田選手の適時打で逆転に成功。5番・外崎選手の適時三塁打でも2点を追加し、8回を終えて6対3と、この試合初めてリードを握った。

逃げ切りを図る埼玉西武は、9回表のマウンドに3番手・ワグナー投手を送る。1死から4番・今江選手に二塁打を浴びて得点圏に走者を背負ったが、後続を断って得点を許さず。見事来日初セーブを挙げて、試合を締めた。

埼玉西武と東北楽天のカード最終戦は、2連敗を喫していた埼玉西武が6対3で逆転勝利。同一カード3連敗を阻止するとともに、辛くも首位の座を死守した。

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