7月22日、札幌ドームで行われている北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの一戦。6回に3ランを放っている柳田選手の巧みなバッティングにより、福岡ソフトバンクがまたも試合を振り出しに戻した。

一度同点に追い付きながらも直後に勝ち越しを許し、5対4と1点を追う福岡ソフトバンクは8回表、2死から牧原選手が内野安打で出塁。盗塁と暴投で一気に3塁に進むと、ここで打席に立った3番・柳田選手がさすがのバッティングで魅せた。

フルカウントから、北海道日本ハム・公文投手の6球目、変化球に体勢を崩されながらも巧みに片手ではじき返し、右翼前まで持って行く。これで悠々と同点のランナーが還り、福岡ソフトバンクが再び5対5と試合を振り出しに戻した。今カード2連敗を喫し、これ以上上位チームに引き離されるわけにはいかない福岡ソフトバンク。苦しい中でも、相性の悪い北海道日本ハムを相手に昨季王者の意地を見せられるか。