来日初登板の右腕はチームの連敗を止められるか。千葉ロッテは新9番の活躍に期待

パ・リーグ インサイト

2018.7.22(日) 09:31

千葉ロッテマリーンズ・鈴木大地選手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・鈴木大地選手(C)PLM

7月22日、ZOZOマリンスタジアムで行われる千葉ロッテとオリックスの3連戦最終戦。初戦の乱打戦から一転して投手戦となった21日の試合、千葉ロッテが逆転勝利を収め今カード2連勝を飾った。千葉ロッテが3連勝で終えるか、オリックスが意地を見せるか。この一戦の見どころを紹介していこう。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→7勝8敗1分、オリックス→8勝7敗1分

【千葉ロッテ】涌井投手 16試合、4勝6敗 108.1回、77奪三振、49失点 防御率3.90
【オリックス】ローチ投手 一軍登板なし

千葉ロッテの先発・涌井投手は5月18日を最後に白星から遠ざかっている。ここ3試合は7回2失点、9回1失点、7回1失点と3連勝していてもおかしくない投球内容ながら、打線の援護に恵まれず。今季はZOZOマリンスタジアムで10試合に先発し1勝にとどまっているだけに、快投で本拠地のファンに白星を届けたいところだ。

後半戦開幕以降、試行錯誤して打線を組み替えている千葉ロッテ。その中でも輝きを放っているのが、ここ3試合9番に座っている鈴木選手だ。18日の試合で5月17日以来約2カ月ぶりとなる9番で先発した鈴木選手は、20日の試合でマルチ安打を記録すると、21日にも2安打を放ち、3試合で9打数4安打と快音を響かせている。22日の試合でも下位からたくさんの好機を生み出していけるか。

7月7日に獲得が発表されたオリックスのローチ投手は、2軍登板を経ずに「ぶっつけ本番」の先発に臨む。今季はホワイトソックス傘下のマイナーリーグで先発を中心に登板を重ねて9勝を挙げている。95イニングスを投げ被本塁打3と一発を食らわない安定感が際立つローチ投手。七夕に加入したニューカマーが、オリックスファンの願いを背に初登板のマウンドに上がる。

来日初登板となるローチ投手を援護したいオリックス打線。注目は4番に座る吉田正選手だ。4試合連続で打点を挙げるなど好調を維持する主砲は、21日の試合でもチーム唯一の得点となる13号ソロを放って気を吐いた。ZOZOマリンスタジアムでは3割5分を超える打率を残す吉田正選手が、この試合でも相性の良さを見せてくれるか。

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