育成登録の川村友斗が勝ち越し3ラン! 福岡ソフトバンクがシーソーゲームを制す

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2024.3.9(土) 16:50

福岡ソフトバンクホークス・川村友斗選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・川村友斗選手(C)パーソル パ・リーグTV

 3月9日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと福岡ソフトバンクのオープン戦は、8対5で福岡ソフトバンクが勝利した。

 福岡ソフトバンクは1回表、先頭・周東佑京選手が二塁打で出場すると、暴投の間に1点を先制する。初回から援護を受けた先発・有原航平投手は、走者を出しながらも粘りの投球。3回裏に山口航輝選手の2点適時二塁打を浴びたが、続く4回裏は3者凡退に抑え、4回4安打3奪三振2失点で降板した。

 打線は1点を追う5回表、三森大貴選手が中森俊介投手から本塁打を放ち、同点に追いつく。続く6回表、近藤健介選手、ウォーカー選手の連打で無死1、3塁のチャンスを演出すると、一ゴロの間に勝ち越しに成功。なおも1死1、3塁の好機で、代打・牧原大成選手が2点適時三塁打を放ち、スコアを5対2とする。

 3点リードで迎えた6回裏、2番手・スチュワート・ジュニア投手が中村奨吾選手の3ランを浴びるも、直後の7回表、1死1、2塁から川村友斗選手が3ランを放ち、すぐさま勝ち越しに成功。7回以降は投手陣が無失点に抑え、8対5で福岡ソフトバンクが勝利を収めた。

 一方敗れた千葉ロッテは、投手陣が要所で手痛い一発を浴びるなど課題が残るが、打線は計10安打5得点と好調だった。なおポランコ選手、井上晴哉選手、安田尚憲選手がマルチ安打をマークしている。

  123456789 計
ソ 100013300 8
ロ 002003000 5

ソ 有原航平-○スチュワート・ジュニア-S岩井俊介
ロ 美馬学-中森俊介-●坂本光士郎-国吉佑樹

文・佐藤大暉

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