7月21日にZOZOマリンスタジアムで行われる千葉ロッテとオリックスのカード2戦目。20日に行われたカード初戦は、清田選手にサヨナラ犠飛が飛び出し、8対7で千葉ロッテが試合を制した。サヨナラ勝利の勢いそのままに、千葉ロッテが連勝するのか。それとも、オリックスが気持ちを切り替えて勝利を飾るのか。試合の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
千葉ロッテ→6勝8敗1分、オリックス→8勝6敗1分
【千葉ロッテ】ボルシンガー投手 13試合、11勝1敗 83.1回、65奪三振、23失点 防御率2.16
【オリックス】山岡投手 14試合、2勝8敗 80.1回、64奪三振、49失点 防御率4.93
千葉ロッテは先発マウンドにボルシンガー投手を送る予定だ。現在自身10連勝中と絶好調の外国人右腕はパ・リーグトップの11勝を記録。オリックス戦の前回登板は5月26日、初回に2失点を許したものの、6回3失点の粘投でチームを勝利に導いており、21日の試合も安定感ある投球に期待がかかる。後半戦に入り、失速気味のチームを勢いづけられるか注目だ。
千葉ロッテ打線の注目は平沢選手。20日の試合では5打数3安打とプロ初の猛打賞を記録する活躍を見せ、チームの勝利に貢献。本塁打が飛び出せば、史上最年少でのサイクル安打達成となる第6打席では、わずかにスタンドに届かず中飛に終わったものの、ドラ1らしい能力の高さを見せ付けた。21日の試合でも、若鴎の打棒に注目だ。
対するオリックスは山岡投手の先発が予定されている。昨年は新人ながら8勝を挙げる活躍を見せたが、今年は現在2勝8敗と苦戦している。前回登板となった5日の千葉ロッテ戦でも7回5失点と試合を作ることができず、8敗目を喫している。チームはリーグ随一の中継ぎ陣を擁しているだけに、まずは試合を作る投球を意識したいところ。
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