7月21日に札幌ドームで行われる北海道日本ハムと福岡ソフトバンクのカード2戦目。首位・埼玉西武をゲーム差「1.5」で追う北海道日本ハムにとっても、2位浮上を狙いながら初戦に敗れた福岡ソフトバンクにとっても、負けられない一戦。その見どころを紹介する。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→10勝4敗、福岡ソフトバンク→4勝10敗
【北海道日本ハム】杉浦投手 一軍登板なし
【福岡ソフトバンク】攝津投手 5試合、2勝2敗 21.2回、19奪三振、12失点 防御率4.57
北海道日本ハムは今季初登板の杉浦投手が先発。杉浦投手は2017年途中に東京ヤクルトからトレードで入団。この日が移籍後初登板となる。今季二軍では8試合に登板、防御率2.25を記録。7月9日のファームでの試合では5回を6奪三振、1失点の好投を見せている。この千載一遇のチャンスをものにできるか。
北海道日本ハム打線では、19日の試合にスタメンとして抜擢され、2打席連発を放った渡邉選手に注目したい。長打力が持ち味の5年目の選手だが、レギュラー定着はまだ遠い。2試合連続の本塁打を狙う。
福岡ソフトバンクは、経験豊富なベテラン・攝津投手をマウンドに送る。7月5日に楽天戦に登板した攝津投手は、2回5失点と崩れた。ペナントレース終盤、ベテランの経験は必要不可欠。その腕で、北海道日本ハムを追撃する勢いを付けることができるか。
福岡ソフトバンクの野手では、甲斐選手の守備力や肩力に注目したい。北海道日本ハムはリーグトップの盗塁数を誇る西川選手を中心に、足を絡めた野球をする。甲斐選手は「甲斐キャノン」と呼ばれる強肩の持ち主だ。北海道日本ハムに好きなように野球をさせないためにも、球界屈指の強肩が武器となるだろう。
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