3月7日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われたオープン戦、北海道日本ハム対埼玉西武1回戦は7対1で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムは3回裏、スティーブンソン選手の内野安打と2四球で無死満塁のチャンスを得ると、5番・マルティネス選手の2点二塁打で先制。さらに6番・松本剛選手も適時打で続くなど、この回4点を挙げる。

　1点を返された直後の4回裏には、4番・レイエス選手の適時打で追加点。終盤も攻撃の手をゆるめず、7回裏に水野達稀選手の適時三塁打、8回裏にはスティーブンソン選手の適時三塁打でダメ押しした。

　快勝した北海道日本ハムは、オープン戦5試合4勝1分とし、いまだ負けなし。2桁安打の打線はスティーブンソン選手が3安打1打点、マルティネス選手と水野選手が2安打2打点、松本選手が2安打1打点だった。一方、開幕投手の伊藤大海投手は要所を締める投球で3回を3安打、1四球、3奪三振の無失点。3番手・田中正義は連続三振を含む3者凡退の好救援を見せている。

　敗れた埼玉西武は先発・渡邉勇太朗投手が4回5失点と打ち込まれてしまった。打線は5番・二塁でスタメン出場の元山飛優選手にソロ本塁打が出ている。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ０００１０００００ １
日 ００４１００１１Ｘ ７

西 ●渡邉勇太朗-佐藤隼輔-甲斐野央-ヤン-アブレイユ
日 ○伊藤大海-生田目翼-田中正義-北浦竜次-金村尚真-福田俊-石川直也

文・菊地綾子

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