2月25日、糸満市西崎総合運動公園野球場で行われた千葉ロッテと韓国ロッテ・ジャイアンツの練習試合は、8対1で千葉ロッテが勝利した。

　千葉ロッテの先発は佐々木朗希投手。初球からいきなり154km/hを計測する速球を披露し、先頭打者を空振り三振に打ち取る。続く打者には二塁打を許したが、後続をきっちり抑えて降板した。

　打線は1回裏、現役ドラフトで今季から加入した愛斗選手の安打を皮切りに、山口航輝選手、安田尚憲選手の連続タイムリーで2点を先制。直後に1点を返されるも、2回裏には松川虎生選手のバックスクリーンへのソロ本塁打で再び2点差とした。

　4回裏には友杉篤輝選手の適時打に加え、藤岡裕大選手の安打に相手の失策も絡んで3点を追加。7回裏にも平沢大河選手、佐藤都志也選手と途中出場の両選手に適時打が生まれ、8対1と大きく突き放した。

　2番手・唐川侑己投手は代わりばなに本塁打を浴びたものの、2イニング目は3者凡退。その後は土肥星也投手が2イニング、古谷拓郎投手は3イニングを無失点でつなぎ、最後は菊地吏玖投手が試合を締めた。千葉ロッテは前日に続いて打線が活発。山口航輝選手、中村奨吾選手、藤岡裕大選手が複数安打を放った。

　 １２３４５６７８９ 計
ジ ０１０００００００ １
ロ ２１０３００２０Ｘ ８

ジ パク・セウン-ハン・ヒョニ-チェ・イジュン-イム・ジュンソブ-キム・ドギュ-ウ・ガンフン
ロ 佐々木朗希-唐川侑己-土肥星也-古谷拓郎-菊地吏玖

文・丹羽海凪

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