アマダーが2本塁打の活躍。東北楽天が同一カード3連勝

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2018.7.18(水) 22:16

東北楽天ゴールデンイーグルス・ペゲーロ選手(C)PLM
東北楽天ゴールデンイーグルス・ペゲーロ選手(C)PLM

7月18日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと東北楽天のカード最終戦は、投打のかみ合った戦いぶりを見せた東北楽天が6対2で快勝。球宴明け最初のカードで見事に3連勝を決めた。

試合が動いたのは2回だった。東北楽天の6番・アマダー選手が、4月30日以来の一軍マウンドに立った千葉ロッテの先発・二木投手から先制ソロを放つ。しかし直後の2回裏に清田選手が犠飛を決め、すぐさま試合は同点となった。

その後は、二木投手と東北楽天の先発・古川投手がともに粘投し、試合は両先発による投手戦の様相を呈す。こう着した試合が再び動いたのは、5回裏。2四球と盗塁で2死1,2塁の好機を呼び込むと、千葉ロッテの4番・井上選手が勝ち越し打を放つ。古川投手はここでマウンドを降り、リリーフ陣に後を託した。

試合は千葉ロッテの1点リードのまま終盤へ。すると追いかける東北楽天は、7回表にアマダー選手がこの日2本目となるソロを放ち、2対2の同点に。二木投手は交代を告げられ、こちらも後続の投手にマウンドを譲る形となった。

8回表、千葉ロッテの3番手・益田投手が危険球退場。東北楽天はその後2死満塁のチャンスをつかみ、藤田選手の押し出し四球、ペゲーロ選手、嶋選手の連続適時打で一気に4点の勝ち越しに成功する。その後はリリーフ陣が無失点でつなぐと、9回は守護神のハーマン投手が締めくくり、千葉ロッテと東北楽天のカード最終戦は6対2で東北楽天が快勝を収めた。

東北楽天の先発・古川投手は4回2/3を2失点と長いイニングを投げられなかったが、中継ぎ陣が踏ん張って勝ち越しを許さなかった。打線は2本塁打を放ったアマダー選手が抜群の存在感を見せ、8回には集中打で一挙4得点。同一カード3連勝を飾った。

久々の一軍マウンドとなった千葉ロッテの先発・二木投手は6回1/3を2失点と好投したが、アマダー選手に2本塁打を浴びたことで復活の白星を挙げられず。8回に計4四死球を与えた益田投手とチェン投手が誤算で、打線も4安打2得点とつながりを欠いた。球宴明け初白星はまたしてもお預けとなり、借金生活に突入することとなった。

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