7月18日、北九州市民球場で行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武のカード最終戦は、序盤から打線が爆発した埼玉西武が12対5で大勝。同一カード3連敗を阻止し、2位・北海道日本ハムとのゲーム差を2.5に広げた。
連敗を喫していた埼玉西武打線は、試合序盤から爆発した。初回、まずは2番・源田選手が二塁打を放つと、4番・山川選手が先制適時打。さらに四球で2死1,2塁と好機を広げ、7番・外崎選手が走者一掃の2点適時三塁打。中軸が好機を生かし、福岡ソフトバンク先発・武田投手から3点を先制する。
続く2回表にも、1死満塁から3番・浅村選手と4番・山川選手が連続適時打を放ってさらに4点追加。試合序盤から7対0と、大量リードを握った。
大きな援護をもらった埼玉西武の先発・ウルフ投手は、2回裏にデスパイネ選手の20号ソロを浴び、5回裏には味方の失策から失点するが、5回まで2失点にまとめる力投を披露。7対2の埼玉西武5点リードで、試合は後半へ向かっていく。
埼玉西武打線は攻撃の手を緩めず、6回表に1番・秋山選手が14号ソロ、8回表に浅村選手が19号3ラン、9回表に中村選手が7号ソロを放って圧巻の12得点。福岡ソフトバンクは終盤に福田選手、内川選手、松田選手の本塁打で3点を返すも、大差がついたまま試合終了。福岡ソフトバンクと埼玉西武のカード最終戦は、12対5で埼玉西武が勝利した。
「らしさ」全開で打ち勝った埼玉西武は、先発のウルフ投手が5回2失点(自責1)の好投で3勝目。打線も15安打12得点と爆発し、久しぶりの快勝で連敗を止めた。一方福岡ソフトバンクは先発の武田投手が2回7失点と大乱調。打線に4本塁打が飛び出したものの、序盤の点差を詰め切れず、3連勝はならなかった。
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