東北楽天が効果的な長単打で得点を積み重ねて、後半戦2連勝スタート

パ・リーグ インサイト

2018.7.17(火) 21:58

東北楽天ゴールデンイーグルス・島内宏明選手(C)PLM
東北楽天ゴールデンイーグルス・島内宏明選手(C)PLM

7月17日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと東北楽天の第10回戦。東北楽天が試合中盤に島内選手の一発で勝ち越し、最終回には一挙に4点を挙げて2連勝となった。

東北楽天の先制点は2回。相手の失策と8番・ペゲーロ選手の四球などで2死1,2塁とし、9番・嶋選手のしぶとく二遊間を破る一打で1点を奪う。

逆に、1点を追うことになった千葉ロッテは3回裏、2番・平沢選手の四球、3番・中村選手の内野安打などで1死1,2塁のチャンスを作ると、4番・井上選手が外角のスライダーに食らいついて右翼線へ落とす適時二塁打を放つ。このタイムリーヒットで試合は1対1の振り出しに。

千葉ロッテ・石川投手と東北楽天・美馬投手の投げ合いにより、試合は同点のまま中盤へ。均衡が破れたのは6回表、東北楽天・島内選手が右中間へ5号ソロを放ち、2対1と勝ち越しに成功する。

1点差のまま迎えた9回表、東北楽天は先頭の4番・今江選手が安打で出塁すると、5番・銀次選手の犠打、6番・アマダ―選手が敬遠四球、7番・藤田選手の安打で1死満塁と追加点のチャンス。すると、続く岡島選手、嶋選手、田中選手に3連打が飛び出して、終盤に決定的な4点を加えた。

試合はそのまま6対1で東北楽天の勝利。先発・美馬投手は5回1失点で2勝目。6回以降に登板した救援陣は千葉ロッテ打線を無安打に封じ切った。敗れた千葉ロッテは先発・石川投手が7回3安打2失点(自責点1)と試合を作るが、打線がうまく援護できなかった。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE