ZOZO前澤社長の球界参戦希望に千葉ロッテ山室社長「売却は絶対あり得ない」

Full-Count 細野能功

2018.7.17(火) 17:45

囲み会見を行ったロッテ・山室球団社長【写真:細野能功】
囲み会見を行ったロッテ・山室球団社長【写真:細野能功】

2016年12月にマリンスタジアムの命名権を取得

千葉ロッテ山室球団社長は17日、試合前に囲み取材に応じ、「球団を手放すということはあり得ない。あるとしてもロッテではない。(ロッテ)ホールディングとしての総意。売却は絶対あり得ない」と語った。

ファッション通販サイト「ZOZO TOWN」を運営するスタートトゥデイ(10月1日から株式会社ZOZOに社名変更)の前澤友作社長が、17日正午頃と午後2時過ぎに相次いでツイッターを更新。「プロ野球球団を持ちたいです。(中略)みんなで作り上げる参加型の野球球団にしたい」とツイートし、大きな反響を呼んだ。

前澤社長が千葉県出身ということもあり、同社は2016年12月にマリンスタジアムの命名権を千葉市から取得し、昨季から「ZOZOマリンスタジアム」に名称変更されている。本社も球場に近い海浜幕張にあるため、買収のターゲットはロッテと見られているが、山室社長は「ネーミングライツを通じて、野球に関心をもたれ、野球に魅力を感じられたのでは。交渉のテーブルにも乗らない」と完全否定した。

球界に新たに参入するためには、11月30日までに実行委員会及びオーナー会議の承認を得なければならない。野球協約では新規参入には補償金、手数料を含めて約30億円が必要と定められている。

記事提供:Full-Count

記事提供:

Full-Count 細野能功

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE