7月17日、ZOZOマリンスタジアムで行われる千葉ロッテと東北楽天による3連戦の2戦目。16日の初戦では終盤に試合が激しく動き、二転三転した試合を東北楽天が制した。2戦目はどのような試合展開となるか、注目選手とともにおさらいしておこう。
【今季対戦成績】
千葉ロッテ→6勝3敗、東北楽天→3勝6敗
【千葉ロッテ】石川投手 15試合、9勝3敗 106回、65奪三振、29失点 防御率2.38
【東北楽天】美馬投手 12試合、1勝6敗 69回、37奪三振、39失点 防御率4.83
千葉ロッテの先発は石川投手。最近2試合は勝敗がついていないものの、自身6連勝中と絶好調。ここまで挙げている9勝は、リーグ2位タイの記録となっている。特にZOZOマリンスタジアムでは5勝1敗と圧倒的な数字を残しており、17日の試合でも好相性のホームグラウンドで快投を見せられるか。
一方、東北楽天は美馬投手が先発マウンドに上がる。前半戦が終了した時点でここまで1勝と、昨季11勝を挙げた右腕は苦しんでいる。今季対千葉ロッテ戦は1試合に登板し、2回5失点の乱調。悔しい結果に終わったが、後半戦のスタートはリベンジを果たし、良いスタートを切りたい。
打線の中からは井上選手に注目したい。3月31日の開幕2戦目に美馬投手と対戦した際には、2打席連発となる本塁打を放っている。7月9日に4番で起用されて以降、本塁打を量産しており、16日の試合でも試合の均衡を破る先制本塁打を左翼席へ放り込んだ。連続試合本塁打を3に伸ばし、監督の期待に応えたい。
東北楽天の注目選手はアマダー選手だ。今季、石川投手との対戦成績は8打数4安打、5割の打率を誇っている。本塁打も1本放っており、相性は抜群。7月16日の試合でもバックスクリーンへ飛び込む豪快な13号ソロを放っており好調を維持している。劇的な逆転勝利で後半戦をスタートさせた東北楽天は連勝でカード勝ち越しを決められるか。
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