西日本豪雨での被災地へ届ける募金を実施
西日本に大きな被害をもたらした「平成30年7月豪雨」の災害募金が、16日のロッテ対楽天戦(ZOZOマリン)の試合前に球場正面で行われた。午後3時55分から20分間行われた活動には、ロッテからは井口資仁監督、井上晴哉内野手、ボルシンガー投手ら、楽天からは平石洋介監督代行らが参加した。
最も被害が大きかった広島圏出身の井上は「僕の生まれ故郷が大変な被害に遭いました。復旧は遠いでしょうが、宜しくお願いします」と挨拶。募金箱に長蛇の列ができた。実家が広島市東区にある井上は「水が上がってきてプチ孤立みたいになったが、幸い実害はなかった。何か送ろうと連絡したが(物流が)ダメみたいで」と故郷に思いを馳せた。
今は復旧が落ち着くまで待つしかないが、再び流通の目処が立ったら「乳酸菌ショコラを送ります」と言う。今季はすでに自己最多16本塁打を放つなど打撃が好調で、本拠地でのホームラン賞の景品でもある「乳酸菌ショコラ」は数多く獲得した。強化から始まる後半戦でもホームランを量産し、被災地にたくさんのチョコレートを届けたい。
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