大谷とディアスは今季3度対戦で3三振、元阪神ブロワーズ氏「彼はもの凄い」
エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地でのマリナーズ戦に代打で登場し、空振り三振に倒れた。3点を追う9回に先頭で打席に立ち、相手クローザーのエドウィン・ディアスの前に3球三振。チームも0-3で敗れた。
マリナーズの公式ツイッターは、ディアスが“大谷斬り"した剛速球の動画を投稿。また、地元メディアは「勝負になっていませんね」とマリナーズ守護神の“圧勝"だったと伝えている。
大谷は0-3の9回先頭で代打として打席へ。ディアスの外角への98マイル(約158キロ)の直球は2球続けてファウルとなり、3球目の97マイル(約156キロ)の内角高めへの速球に空振り。3球三振に終わった。
今季48試合登板で0勝2敗36セーブ、防御率2.25、48イニングで79奪三振と圧倒的なピッチングを続けるディアスに対して、大谷はこれで3打数無安打3三振。ここまでは圧倒されている。
この日、敵地シアトル向けに試合を中継していたテレビ局「Rootスポーツ・ノースウエスト」では、阪神でもプレー経験のある解説者のマイク・ブロワーズ氏が「勝負になっていませんね」とディアスの投球に脱帽。さらに「内角高めへの直球に食らいついていこうとしましたが、スイングが間に合っていません。3球とも直球です」と続けた。
そして、実況が「過去何年にも渡りあなたはしょっちゅうこのセリフを口にしていましたよね。『Good Luck』と」と続けると、ブロワーズ氏は「『Good Luck』ですね。彼はもの凄いです」と言及。それだけ、ディアスの投球は圧倒的だった。
11ゲーム差をつけられているマリナーズを追いかけなければならないエンゼルス。1つでも多く直接対決に勝つために、ディアスが出てこない展開に持ち込みたいところだ。
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