オリックス勝利で東北楽天除く5チームが勝率5割ターン…混パ11日はこうなった

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2018.7.11(水) 23:00

11日、千葉ロッテに勝利し笑顔の埼玉西武・辻監督(右)【写真:荒川祐史】
11日、千葉ロッテに勝利し笑顔の埼玉西武・辻監督(右)【写真:荒川祐史】

勝率4毛差に3チームがひしめく

手に汗握る大混戦が続く今季のプロ野球。パ・リーグでは、圧倒的な最下位に沈む東北楽天を除く5チームが熱戦を展開しており、11日にも順位が大きく変化した。

オリックスは、この日1軍登録されたばかりの杉本裕太郎が、今季2打席目で値千金のグランドスラムを放ち、エースの金子千尋を盛り立てた。打線が機能したオリックスは楽天に8-3で快勝して貯金を2に増やし、前日の5位から福岡ソフトバンクに並ぶ3位に浮上している。

埼玉西武は、長嶋茂雄氏の記録を抜き、入団から221試合連続フルイニング出場を果たした源田壮亮が5打数5安打と大当たり。9回にカスティーヨが2点を失い、ヒヤッとさせたが、8-4で千葉ロッテに逃げ切り勝ち。ガッチリ首位をキープした。敗れた千葉ロッテは、3位の福岡ソフトバンクとオリックスを勝率4毛差で追いかける5位に転落した。

この日を終え、パ・リーグは東北楽天を除く5球団が、勝率5割以上でシーズンを折り返すことになった。

【10日終了時点】
1埼玉西武 45勝31敗1分
2北海道日本ハム 44勝34敗1分 2.0
3千葉ロッテ 40勝37敗2分 3.5
4福岡ソフトバンク 39勝37敗0分 0.5
5オリックス 38勝37敗4分 0.5
6東北楽天 29勝48敗1分 10.0

【11日終了時点】
→1埼玉西武 46勝31敗1分
→2北海道日本ハム 44勝34敗1分 2.5
↑3福岡ソフトバンク 39勝37敗0分 4.0
↑3オリックス 39勝37敗4分 0
↓5千葉ロッテ 40勝38敗2分 0
→6東北楽天 29勝49敗1分 11.0

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