パ・リーグ6球団のチアチーム、パフォーマンスチームの来年度の新メンバー募集が続々と開始する今、パ・リーグインサイトでは、現在各球団のパフォーマーとして活躍するメンバーにインタビュー。
今回は、福岡ソフトバンクホークス オフィシャルダンス&パフォーマンスチーム「ハニーズ」のshinoさんが登場。shinoさんはなぜハニーズのオーディションを受験したのか、また「プロ野球界のパフォーマー」はどんな職業だと感じているのか、さまざまなお話をお聞きしました。
福岡ソフトバンクホークスには、shinoさんが所属するオフィシャルダンス&パフォーマンスチーム「ハニーズ」、球団公式マスコット「ホークファミリー」、球界初となるアクロバット専任の男性パフォーマー「アクロバットパフォーマー」から成り立つ「ホークスパフォーマンスチーム」が存在し、幅広いパフォーマンスで多様なエンターテイメントを届けています。
今季はコロナ禍で失われた一体感を取り戻すべく、新演出「よかよかダンス」をはじめ、スタンド席でのお立ち台パフォーマンスなど、イニング間にファンと一緒に楽しめる応援パフォーマンスで球場を盛り上げました。
shinoさんも「試合中にお立ち台で踊るとき、ホークスが得点した直後だと、ファンの皆さんと近い距離で喜びを分かち合うことができ、それがとても嬉しく印象的でした。ファンの皆さんと一緒に喜びを感じられる瞬間が1番楽しいです!」
リアルに感じた試合中のスタンドの熱気や以前の球場の姿に、パフォーマーもまたパワーをもらったと話しました。
shinoさんは初めてハニーズを見たとき、パフォーマンスの一体感といきいきと踊るメンバーたちがキラキラと輝いて見え「私も同じ場所に立ちたい」と憧れを抱いたそうです。岐阜県出身のshinoさんは「地元が遠いことでオーディションに応募するかとても迷いましたが、今やらなければ絶対に後悔すると思い応募しました」と当時を振り返ります。
そしてルーキーイヤーとなった今季の活動を終えた今、「ハニーズ」について
「ハニーズのメンバーはもちろん、ホークファミリーやアクロバットパフォーマーも含めたパフォーマンスチームはチームワークが良く、ひとりひとりの責任感がとても強いです。『全員でこのチームを作っているんだ』という意識が高いので、そのなかにいることで自分の意識もどんどん高まります。毎日刺激的で、お互いに高め合える関係が自慢です!」と、話しました。
また「プロ野球界のパフォーマー」はどんな職業だと感じているか尋ねると、
「このお仕事をする前の自分がそうだったように、見ている人に元気やパワーを届けることができるとってもすてきなお仕事だと感じています。
第一にプロ野球があってホークスがあってファンの皆さまがいて、多くの方が関わってくださって私たちは成り立っています。
『ホークスのリーグ優勝!日本一!』という同じ目標を持ったファンの皆さまと近くで一緒に応援しているので、他のエンタメ業界のパフォーマーに比べ、一体感や親しみやすさがあるところはプロ野球のパフォーマーならではだと思います」そう想いを口にしました。
現在、2024年度の新メンバーを募集中のハニーズ。一次審査は福岡、東京に加え沖縄でも開催されるため、より多くの方の参加が可能になりました。
shinoさんは「ハニーズとして活動していくうえでもっとも大切にしてほしいと思うこと」について、
「いろいろな方が関わってくださって、多くの方の支えがあって私たちはグラウンドでパフォーマンスすることができています。感謝の気持ちを忘れないことと、常に見られている意識を持って、どんな状況でもとにかく楽しみながら、ホークスを愛することがとっても大切だと思います!!」
と、まだ見ぬ新メンバーにメッセージを贈りました。新メンバー募集は、沖縄会場11月17日(金)、東京会場11月19日(日)、福岡会場12月3日(日)まで。ハニーズとして得意のダンスを生かし刺激的な毎日を送りたい方、ぜひオーディションに挑戦を!
文・池田紗里
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