勝ち星に恵まれない2人が先発。先取点が試合のカギを握る

パ・リーグ インサイト

2018.7.11(水) 09:30

オリックス・バファローズ 金子千尋投手(C)PLM
オリックス・バファローズ 金子千尋投手(C)PLM

7月11日、楽天生命パークで行われる楽天とオリックスのカード2戦目。10日に行われたカード初戦は、試合終盤に今江選手の逆転弾が飛び出し、3対2で楽天が逆転勝ちを収めた。勢いそのままに楽天が連勝を飾るのか。それとも、オリックスが連敗を3で止め、上位追走へ巻き返すのか。試合の見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】楽天→7勝5敗1分け、オリックス→5勝7敗1分け

【楽天】辛島投手 12試合、3勝6敗 63回、55奪三振、25失点 防御率3.29
【オリックス】金子千尋投手 12試合、3勝5敗 71.1回、53奪三振、30失点 防御率3.41

楽天の先発は左腕・辛島投手の予定だ。前回登板の北海道日本ハム戦では、初回に打球を左手に受けて負傷交代をしており、およそ2週間ぶりの登板となる。現在、3勝6敗と黒星が先行しているものの、直球とチェンジアップを駆使した緩急自在な投球は安定感がある。打線の援護を待ち、5月25日以来の白星を挙げたいところ。

楽天打線ではキーマンとして今江選手を挙げたい。ここまで4番として打線を引っ張っているベテランは、10日の試合でもチームを勝利に導く逆転の6号2ランを放つ活躍を見せている。11日の試合でも勝負強い打撃でチームを勝利に導けるか。

対するオリックスは先発マウンドにエース・金子千尋投手を送る。前回登板では7回2失点の好投でチームの勝利に貢献。多彩な変化球を操るエースは5月3日の埼玉西武戦から8試合連続でクオリティースタートを達成しており、11日の試合でもチームを勝利に導く投球に期待したい。

オリックス打線では、大城選手に注目したい。10日の試合では4打数3安打1盗塁と1番打者として打線をけん引。現在5試合連続で安打を記録しており、11日の試合でもその打棒に期待がかかる。主砲・吉田正選手の打撃状態が依然好調なだけに、上位打線を担う、大城選手が数多く出塁することで、得点の機会は増えてくるはずだ。

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