10月21日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと千葉ロッテの「2023 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第4回戦は、3対2でオリックスが勝利。アドバンテージを含め4勝1敗とし、3年連続の日本シリーズ進出を決めた。
先発の宮城大弥投手は、序盤3回を1安打無失点と素晴らしい立ち上がりを披露。4回表に2死1、2塁の場面をしのぐと、6回表には1死3塁から石川慎吾選手を内野ゴロ、続くポランコ選手を空振り三振に抑え、6回4安打無四死球4奪三振無失点でマウンドを降りた。
打線は初回、1死1塁から森友哉選手のライトスタンドへの2ランで2点を先制。その後は5回まで無得点に終わるも、6回裏に先頭の森選手の二塁打でつくった1死3塁のチャンスから杉本裕太郎選手のフェンス直撃の適時二塁打で3点目を挙げた。
7回表は2番手・阿部翔太投手が無失点。しかし、8回表に山崎颯一郎投手が藤原恭大選手にソロ本塁打を許すと、9回表は守護神・平野佳寿投手が先頭のポランコ選手に一発を浴び、1点差に迫られる。それでも平野投手が2死を奪うと、最後は山口航輝選手を三直に打ち取り、「2023 パーソル クライマックスシリーズ パ」優勝を決めた。
一方の千葉ロッテは、9月28日以来の登板となった先発・種市篤暉投手が先制弾を浴び、3回2安打1四球4奪三振2失点。救援陣が粘りの投球を見せ、2本のソロ本塁打で1点差まで追い上げたが、あと一歩及ばずファイナルステージで敗退となった。
123456789 計
ロ 000000011 2
オ 20000100X 3
ロ ●種市篤暉-東妻勇輔-森遼大朗-東條大樹-坂本光士郎-澤田圭佑
オ ○宮城大弥-阿部翔太-山崎颯一郎-S平野佳寿
文・波多野瞭平
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