負けられない前半戦最後の一戦。互いに好相性の右腕が先発のマウンドへ

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2018.7.10(火) 09:31

福岡ソフトバンクホークス・武田翔太投手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・武田翔太投手(C)PLM

7月10日、東京ドームで行われる福岡ソフトバンクと北海道日本ハムのカード2戦目。両チームにとってオールスター前最後の試合となるだけに、勝っておきたい一戦。注目の選手たちを挙げていこう。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→4勝8敗、北海道日本ハム→8勝4敗

【福岡ソフトバンク】武田投手 12試合、2勝5敗 71回、52奪三振、39失点 防御率4.31
【北海道日本ハム】上沢投手 13試合、7勝3敗 85.1回、73奪三振、25失点 防御率2.43

福岡ソフトバンク・武田投手は、救援登板を挟んで2試合ぶりの先発登板となる。5月13日の登板を最後に勝ちがついておらず、6月29日の千葉ロッテ戦ではプロ初の中継ぎ登板を経験した。今季2試合に登板し防御率1.17と好成績の北海道日本ハムを相手に、復活の狼煙を上げたいところだ。

援護したい打線からは、松田選手に期待がかかる。開幕からなかなか調子が上がらなかった松田選手だが、ここにきて3試合連続マルチ安打と好調だ。下位打線から好機を演出する活躍が目立っており、打線の中で貴重な役割を果たしている。お祭り男が鷹の祭典で躍動できるか。6月14日から遠ざかる一発にも期待して良さそうだ。

対する北海道日本ハムの先発は上沢投手。前回登板は埼玉西武を相手に5失点と乱調、およそひと月ぶりとなる黒星を喫した。今季、福岡ソフトバンクに対しては2戦2勝、防御率0.56と完ぺきに封じており、6月26日には完封勝利を挙げている。得意としているチームを相手に、キャリア最多タイとなる8勝目を狙いたい。

死球による骨折で大田選手が戦列を離れた北海道日本ハム。しかし9日の試合では新たな1・2番コンビが躍動した。4月8日以来の1番に抜擢された岡選手は、1回表に死球で出塁すると、5打席目、6打席目に安打を放って存在感を発揮。一方、5月8日以来となる2番に入った西川選手も、6打数5安打の固め打ちで4打点を記録。躍動する新打線が、明日も勝利を呼び込んでくれるか。

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