山形で勝利をつかみたい楽天。オリックスはアルバースが10勝目を狙うマウンドへ

パ・リーグ インサイト

2018.7.10(火) 09:30

オリックス・バファローズ アルバース投手(C)PLM
オリックス・バファローズ アルバース投手(C)PLM

7月10日、18時から山形で行われる楽天とオリックスの一戦。ともに連敗中の両チームはオールスター前最後のカードでどのような試合を展開するか。2連戦の初戦の見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】
楽天→6勝5敗1分け、オリックス→5勝6敗1分け

【楽天】美馬投手 11試合、1勝6敗 61.1回、33奪三振、37失点 防御率5.14
【オリックス】アルバース投手 13試合、9勝1敗 80回、59奪三振、24失点 防御率2.59

楽天の予告先発・美馬投手は前回登板の埼玉西武戦で5回4失点と崩れた。今季はいまだ1勝と、開幕から長い不調に陥っている美馬投手。前半戦最後の登板で復調の手応えをつかみたいところだ。

打線では田中選手に注目したい。6月は上位打線に座り、月間打率.326の数字をマークするなど、苦しむチームを引っ張っていた田中選手だが、7月に入ってからは5試合で打率1割台と低迷。前半戦最後のカードで安打を積み重ね、良い状態で後半戦に入れるか。不調に陥っている若鷲の復活に期待したい。

オリックスの先発はアルバース投手。前回登板の千葉ロッテ戦で6回2失点の力投を見せたが、千葉ロッテ・石川投手とハイレベルな投げ合いを見せ、試合は引き分けに終わった。再び2桁勝利を懸けて上がる10日のマウンドでも好投を披露することができるか。助っ人左腕の投球に大きな期待がかかる。

8日の試合で完封負けを喫しているオリックス打線だが、そんななかで孤軍奮闘の活躍を見せた吉田正選手に注目だ。8日の福岡ソフトバンク戦では2打数1安打2四球1盗塁と足も絡めて再三の好機を演出した。10日の試合でも打線の核としてチームを引っ張る活躍を見せたい。

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