10月10日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と千葉ロッテの第25回戦は、5対0で千葉ロッテが勝利。2位でのパーソル CS パ進出を決めた。
2回表、1死から山口航輝選手が二塁打で出塁すると、続く岡大海選手が一塁と右翼の間に落ちる適時打を放ち、先制に成功。4回表には安田尚憲選手の9号ソロが生まれる。さらに7回表、2死1、3塁から荻野貴司選手が投手強襲の適時内野安打を放ち、3対0とリードを広げた。
先発・小島和哉投手は、立ち上がりに1死満塁のピンチを背負ったものの、ここを併殺で切り抜ける。その後も2つの併殺を奪うなど要所を締め、7回6安打1四球3奪三振無失点と先発の役割を果たした。
8回表に2死満塁から佐藤都志也選手の2点適時二塁打が飛び出し、5点リードとなった後は、坂本光士郎投手、益田直也投手が無失点に抑えて試合終了。大一番で好投した小島投手は2年ぶりの2桁勝利を挙げている。
一方の敗れた東北楽天は、先発・則本昂大投手が6回3安打1四球5奪三振2失点と力投するも、中継ぎ陣が計3失点。打線もつながりを欠き、あと一歩のところでパーソル CS パ進出を逃した。
123456789 計
ロ 010100120 5
楽 000000000 0
ロ ○小島和哉-坂本光士郎-益田直也
楽 ●則本昂大-宋家豪-藤井聖-渡辺翔太-松井裕樹
文・高橋優奈
関連リンク
・試合詳細/動画
・安田尚憲がポール直撃の9号ソロ 9月19日以来の一発
・先制したのは千葉ロッテ! 岡大海が一塁後方へ適時打
・谷保恵美さんが本拠地最終戦を迎える 33年間で通算2100試合の場内アナウンス
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