10月7日、楽天モバイルパークで行われた東北楽天と福岡ソフトバンクの第25回戦は、5対5で引き分けに。福岡ソフトバンクは対戦成績10勝14敗1分で、今季の東北楽天戦を終えた。
福岡ソフトバンクは2点を追う3回表、2死2塁から川瀬晃選手の適時三塁打で1点差に迫ると、続く柳田悠岐選手の22号2ランで逆転。4回表には甲斐拓也選手、5回表には近藤健介選手の犠飛でそれぞれ1点ずつを追加した。
先発のスチュワート・ジュニア投手は初回を3者凡退も、2回裏に3安打を浴びて2失点。その後は5回まで無失点に抑えたが、6回裏に2死から1、2塁のピンチを招き、辰己涼介選手に同点3ランを被弾。6回6安打1四球6奪三振5失点でマウンドを降りた。
その後は藤井皓哉投手、松本裕樹投手、オスナ投手と救援陣が0を並べ、試合は延長戦へ。打線は好機であと一本が出ず無得点も、投手陣が無失点の好投を続け、最終12回裏は11回から続投の津森宥紀投手が抑えて試合終了。福岡ソフトバンクは計7人の救援陣による無失点リレーで引き分けに持ち込み、2年連続となる「パーソル CS パ」出場が決定した。
一方の東北楽天は、辰己選手の9号3ランで同点に追い付くも、サヨナラはならず。今季最終戦となる9日の千葉ロッテ戦で勝利すれば、2年ぶりの「パーソル CS パ」進出となる。
123456789101112 計
ソ 003110000 000 5
楽 020003000 000 5
ソ スチュワート・ジュニア-藤井皓哉-松本裕樹-オスナ-又吉克樹-大津亮介-嘉弥真新也-津森宥紀
楽 岸孝之-鈴木翔天-安樂智大-藤井聖-渡辺翔太-松井裕樹-宋家豪-内星龍
文・波多野瞭平
関連リンク
・試合詳細/動画
・柳田悠岐 動画/成績
・松井裕樹が通算500試合登板 NPB史上106人目
・辰己涼介が起死回生の9号同点3ラン!
記事提供: