パ・リーグ6球団のチアチーム、パフォーマンスチームの来年度の新メンバー募集が続々と開始する今、パ・リーグインサイトでは、現在各球団のパフォーマーとして活躍するメンバーにインタビュー。
今回は埼玉西武ライオンズ公式パフォーマンスチーム「bluelegends(ブルーレジェンズ)」のKannaさんが登場。活動するチームの魅力や、自身が思う「プロ野球界のパフォーマー」という職業についてなどお話をうかがった。
bluelegendsは、ホーム公式戦における球場でのダンス、MCなどのパフォーマンスのほか、各種媒体(テレビ、ラジオ、雑誌、webなど)やイベントへの出演などで、ファンと共に埼玉西武ライオンズを盛り上げる球団公式パフォーマンスチーム。
近年は、子どもを対象としたライオンズダンスアカデミーのダンス講師も務めるほか、海外にも遠征し、台湾プロ野球「統一ライオンズ」の球場でパフォーマンスを披露。さらに10月には、歌手・女優の大原櫻子さんのライブに、bluelegendsの一部メンバーがバックダンサーとして出演するなど活躍の幅を広げている。
そんなbluelegendsでリーダーを務めるKannaさん。bluelegendsの好きなところ、自慢できるところを聞くと、
「いろいろなジャンルのダンスを踊れるところです。かっこいいヒップホップや、しなやかなジャズなど、自分の得意なダンスを生かすことができます。またポンポンを使わない代わりにフラッグを使ったパフォーマンスをしているのはbluelegendsならではだと思います」
bluelegendsは、アクロバット・新体操・バトントワリングなどダンス以外の特技を持ったメンバーや、JAZZ・HIPHOP・バレエなどそれぞれの得意なダンスジャンルに特化したメンバーが集結。フラッグを使用するなどさまざまなダンスジャンルを踊るため、いわゆる“チア”のポンポンは持たないパフォーマンススタイルが特徴だ。
「さまざまなダンスジャンルを踊る」ということは、自身の得意とするダンスジャンル以外も踊りこなす必要があるため、実際にbluelegendsとして活動を続けるのはたやすいことではないが、ダンサーとしての可能性を広げられる場所であるとも言える。
Kannaさんは「プロ野球界のパフォーマー」という職業について、
「何万人という人の前でパフォーマンスをすることは滅多にできないと思うので、とても貴重な経験ができる職業だと思います。MCやインストラクターなど、ダンス以外にも経験することができるので自分の可能性を広げることもできます」
また、他のエンタメ業界のパフォーマーと比べて「ここは違う」と思う点を聞くと、
「パフォーマンスだけでなく、ファンの皆さまと一緒に応援することで、より身近に感じてもらえる存在であることが特徴かなと思います。主役は選手ですが、パフォーマー個人の顔と名前を覚えてもらえることも多いです!」と話した。
ダンス、インストラクター、MC、メディア出演などさまざまなスキルが求められるプロ野球界のパフォーマー。Kannaさんは活動を続けられている原動力について、
「ファンの皆さまからがんばってねと声をかけていただいたり、温かい拍手や笑顔を送っていただいたりするたびにもっとがんばろう!という気持ちになります。温かいライオンズファンの皆さまのおかげです!」
ライオンズファンをより笑顔に、また球場に観戦に来た方により楽しい時間を過ごしてもらえるよう、メンバー達と日々切磋琢磨しながら活動を続けてきた。
bluelegendsも10月4日より2024シーズンの新メンバーの募集を開始。Kannaさんはこれからメンバーになる方へ、bluelegendsとして活動していく上で「もっとも大切にしてほしい」と思うことをこう話した。
「メンバーを尊重して協調性や感謝の気持ちを持つことです。チームワークよく活動していくためにはとても大事だなと感じます。また、ファンの皆さまを楽しませたい、笑顔にしたいという気持ちを持ってパフォーマンスすることです!」
bluelegendsの一員として、向上心を持ち、チームと共に成長したいと思う方、ぜひオーディションに挑戦してみてほしい。
文・池田紗里
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