7月9日、東京ドームで行われる福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの一戦。福岡ソフトバンクは毎年恒例となった鷹の祭典の初戦となる。オールスター前最後の連戦の初戦を取るのはどちらのチームか、注目ポイントを挙げていく。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→4勝7敗、北海道日本ハム→7勝4敗
【福岡ソフトバンク】石川投手 16試合、7勝4敗 83回、54奪三振、32失点 防御率3.25
【北海道日本ハム】有原投手 11試合、4勝2敗 46.1回、47奪三振、33失点 防御率6.41
福岡ソフトバンクの先発は5月30日の阪神戦以来白星から遠ざかっている石川投手だが、今季の北海道日本ハムとの対戦では7回無失点と好成績を残している。8日の試合で15安打を放った打線が早めの援護をもたらせるか。まずは自身の投球で流れを呼び込みたい。
対する北海道日本ハムの先発は有原投手だ。先発7試合で4勝を挙げながらも打ちこまれるシーンが目立ち、流れを変えるためにリリーフに配置転換。しかし、荒療治でも調子は上がらず、再度先発に戻してまっさらなマウンドに上がる。試行錯誤を施しつつも、もがき苦しむ有原投手が復調の兆しとなる投球を見せられるか。
一方、福岡ソフトバンク打線の注目は中村晃選手だ。8日のオリックス戦では犠飛を含む4打数2安打2打点と得点圏に走者を置いた場面でしっかりと期待に応えた。9日の試合でも勝負強い打撃でチームの勝利に貢献できるか。
対する北海道日本ハムからは中田選手に注目したい。6日、7日と2試合連続無安打に終わり、チームも勝利に結び付かなかった。しかし8日の千葉ロッテ戦では4打数2安打2打点。4番の活躍につられるように、チームは快勝した。ビジター開催となるが、準本拠地でもある東京ドームで力強い打撃を再び披露できるか。
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