9月23日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と千葉ロッテの第21回戦は、2対1で埼玉西武が勝利した。

　埼玉西武は2回裏、相手投手の暴投による振り逃げなどで2死2塁の好機を得ると、源田壮亮選手の適時打で先制に成功。しかし4回表、先発・平良海馬投手が角中勝也選手に8号ソロを浴び、試合は振り出しに。

　打線は5回裏、先頭の源田選手の内野安打、柘植世那選手の犠打で1死2塁の好機をつくると、岸潤一郎選手が安打でつなぎ1、3塁に。続く蛭間拓哉選手の打球が敵失を誘い、3塁走者が生還。勝ち越しに成功する。

　平良海馬投手は7回4安打3四死球1失点で降板。8回表は田村伊知郎投手が無失点で切り抜けると、9回表はクリスキー投手が好守にも助けられ、3者凡退で締めくくった。平良投手は今季11勝目。田村投手、クリスキー投手も好リリーフを見せ、チームを4連勝に導いた。

　一方敗れた千葉ロッテは、先発・メルセデス投手が5回5安打1四球6奪三振2失点の内容。角中選手が本塁打を含む3安打の活躍を見せるも、守備の乱れで失点を喫し、手痛い4連敗を喫した。

　 １２３４５６７８９ 計
ロ ０００１０００００ １
西 ０１００１０００Ｘ ２

ロ●メルセデス-国吉佑樹-中森俊介-澤田圭佑
西○平良海馬-田村伊知郎-Sクリスキー

文・山本理絵

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