7月8日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの一戦は、15安打8得点と打線が爆発した福岡ソフトバンクが勝利を収めた。
両チーム無得点で迎えた3回表、福岡ソフトバンクが試合を動かす。オリックスの先発・西投手に対し、今季初打席となった8番・牧原選手が安打を放つと、犠打、さらには1番・上林選手の安打で1死1,3塁とする。ここから2番・中村晃選手の犠飛、続く柳田選手には「自分の良いスイングで打った瞬間入ると思いました」という20号2ランが飛び出し、3対0と福岡ソフトバンクが3点を先制した。
援護をもらった福岡ソフトバンク・バンデンハーク投手は6回まで被安打2、6奪三振の好投で無失点と、オリックス打線を寄せ付けない。
打線も好投に応えるように4回表に9番・市川選手の適時打、6回表には7番・西田選手に3号2ランが飛び出して3点を追加。6回を終えて6対0と、福岡ソフトバンクが試合の主導権を握った。
バンデンハーク投手が7回109球を投げ無失点と先発の役割を果たすと、福岡ソフトバンクは8回から継投策に入る。8回裏を2番手・二保投手が無失点に抑えると、2点を追加して迎えた9回裏は寺原投手がマウンドへ。4番・吉田正選手に安打を許したものの、後続を断って試合終了。福岡ソフトバンクが8対0で快勝し、残り2試合で貯金4と、貯金ありでの前半戦終了が確定した。
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