オリックスのポイント若き力。鷹のポイントは経験の豊富さ。カード最終戦はどちらがものにする?

パ・リーグ インサイト

2018.7.8(日) 09:32

福岡ソフトバンクホークス・松田宣浩選手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・松田宣浩選手(C)PLM

7月8日、京セラドーム大阪で行われるオリックスと福岡ソフトバンクによる2連戦の最終戦。7日の試合はほっと神戸で予定されていたため、悪天候で中止に。仕切り直しとなる一戦の見どころをおさらいしておこう。

【今季対戦成績】
オリックス→5勝6敗、福岡ソフトバンク→6勝5敗

【オリックス】西投手 13試合、5勝6敗 88回、68奪三振、27失点 防御率2.76
【福岡ソフトバンク】バンデンハーク投手 13試合、5勝6敗 79.2回、73奪三振、43失点 防御率4.63

スライド登板となる西投手は自身3連勝中。前回登板の北海道日本ハム戦は7回途中1失点と好投し、チームを勝利に導いた。今季の福岡ソフトバンク戦は3試合に登板し、1勝1敗。強力打線を相手に辛抱強く試合を作り、打線の援護を待ちたい。

対する福岡ソフトバンクの先発はバンデンハーク投手が予定されている。苦しい投手事情の中にあって、本来であればこのバンデンハーク投手が柱として機能しなければならないところ。しかし、今季は防御率4.63が示しているように、不安定さが目立ち、球数を要する試合が多い。8日の試合ではテンポ良く相手打線を封じ、味方の援護を呼び込みたい。

一方の打線の注目選手は、オリックスの福田選手を挙げておきたい。現在、福田選手は4試合連続安打中、そのうちの3試合でマルチ安打を放つなど、スタメンで起用され始めた7月1日からは安定した成績を残している。8日の試合でも首脳陣にアピールし、レギュラーを奪いたい。

対する福岡ソフトバンクの注目選手は不振にあえぐ松田選手を挙げておく。本塁打こそ14本を放っているものの、打率は.215と低迷。一番のムードメーカーが良いムードを生み出せていない現状だ。今季、松田選手が本塁打を放った試合は9勝5敗と勝ち越しているが、勝利した試合はいずれも接戦で快音を響かせていた。8日の試合でもアーチを描ければ、良い結果が期待できるだけに、元気印の一発に注目したい。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE