7月8日、ZOZOマリンスタジアムで行われる千葉ロッテと北海道日本ハムの一戦。初戦は1対1の引き分けに終わり、2戦目は千葉ロッテがボルシンガー投手の好投で勝利し、単独3位に浮上した。2位と3位の直接対決となる3戦目はどのような流れで試合が進行するか。注目選手を含めた見どころを挙げていこう。
【今季対戦成績】
千葉ロッテ→7勝6敗1分、北海道日本ハム→6勝7敗1分
【千葉ロッテ】酒居投手 8試合、2勝2敗 44.2回、22奪三振、28失点 防御率5.64
【北海道日本ハム】加藤投手 12試合、3勝6敗 70回、47奪三振、39失点 防御率4.76
千葉ロッテの先発は前回登板で7回1失点の好投を披露した酒居投手だ。ルーキーイヤーの昨季は5勝1敗、防御率3.13と十分すぎる活躍を見せ今季の開幕を迎えたが、今季はここまで2勝2敗、防御率5.64と苦しんでいる。8日の試合でも、前回登板に続き好投を披露できるか。単独3位に浮上したチームの流れに乗りたい。
北海道日本ハムの先発マウンドには加藤投手が上がる。打たせて取る投球が身上の加藤投手だが、その持ち味が裏目に出て現在3連敗中。打たせて取れず、安打から崩れるケースが多く見られる。連敗中で浴びた28安打を少しでも減らし、本来の投球を取り戻したい。
一方の打線のキーマンは、両主砲を挙げておこう。千葉ロッテの井上選手は、値千金の14号3ランでチームの勝利に大きく貢献したが、ボルシンガー投手以外の試合でも放てるかがポイントとなる。北海道日本ハムのアルシア選手は7日の試合で、チーム唯一の得点となる本塁打を放った。やはり、一振りで試合の流れを変えられるホームランが出るか出ないかは試合の行方を大きく左右するだけに、8日の試合では両主砲の特大アーチに期待したいところだ。
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