9月5日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第20回戦は、7対1で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテは初回、1死満塁から角中勝也選手の犠飛で先制に成功。その後は相手先発のC.スチュワート・ジュニア投手を捉えきれない展開が続いたが、4回表、藤岡裕大選手に今季初本塁打となる2ランが飛び出し、貴重な追加点を挙げた。5回表には、代わった田浦文丸投手から山口航輝選手が13号ソロを放ち、リードを4点に広げる。
序盤から援護をもらった先発・小島和哉投手は、3回までを1安打に抑えるピッチングを披露する。4回裏には2死1、3塁のピンチを背負ったが、二塁手・中村奨吾選手の好守で切り抜けた。
8回表には中村選手の適時打などで2点を奪うと、9回表には犠飛でさらに1点を追加。9回裏のマウンドへと上がった鈴木昭汰投手は、1点を失いながらもリードを守り切り、7対1で試合は終了した。
千葉ロッテは、小島投手が7回112球4安打2四球7奪三振無失点で8勝目。打線も藤岡選手、安田尚憲選手が猛打賞を記録するなど、チーム全体で12安打と活発だった。福岡ソフトバンクは、C.スチュワート・ジュニア投手が4回99球6安打3失点。5四球1暴投と制球にも苦しみ、5敗目を喫している。
123456789 計
ロ 100210021 7
ソ 000000001 1
ロ ○小島和哉-横山陸人-鈴木昭汰
ソ ●C.スチュワート・ジュニア-田浦文丸-津森宥紀-甲斐野央-尾形崇斗
文・吉村穂乃香
関連リンク
・試合詳細/動画
・2年ぶりの一発! 藤岡裕大が今季初本塁打
・3本差に4名がひしめく大混戦。データで見る、熾烈な本塁打王争いの展望
・WBC優勝を支えた名伯楽の手腕が冴える。千葉ロッテ先発陣活躍の理由
記事提供: