蛭間拓哉が8回に均衡破る決勝打! 埼玉西武が難敵オリックスに勝利

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2023.9.5(火) 21:26

埼玉西武ライオンズ・蛭間拓哉選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・蛭間拓哉選手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月5日、ほっともっとフィールド神戸で行われたオリックスと埼玉西武の第21回戦は、3対0で埼玉西武が勝利。試合前時点で5勝15敗と苦手にしていたオリックスからの白星は8月4日以来となった。

 埼玉西武の先発・松本航投手は、初回に1死1、2塁のピンチをしのぐと、その後も走者を出しながらも粘りの投球で6回まで無失点に抑える。7回裏は田村伊知郎投手が2死1、3塁のピンチを招いたものの、池田陵真選手を三ゴロに仕留めて無失点でしのいだ。

 打線はオリックス投手陣の前に、3回以外は走者を出しながらも7回まで無得点。しかし、8回表に源田壮亮選手が相手の失策で出塁すると、2死から3番・蛭間拓哉選手が三塁線への適時二塁打を放ちついに先制。続く渡部健人選手も貴重な5号2ランを放ち、リードを3点に広げた。

 8回裏は平井克典投手が2死1塁から頓宮裕真選手を見逃し三振に抑え、9回裏はクリスキー投手が3人で抑えて試合終了。勝利した埼玉西武は、先発の松本投手が6回111球2安打3四球3奪三振の力投を見せると、8回表の集中打で3得点。2番手の田村投手が今季初勝利をマークした。

 一方のオリックスは、先発のドラフト1位ルーキー・曽谷龍平投手が5回67球1安打1四球5奪三振の好投も、打線が援護できず。計3失策と守備も乱れ、連勝が止まった。

  123456789 計
西 000000030 3
オ 000000000 0

西 松本航-○田村伊知郎-平井克典-Sクリスキー
オ 曽谷龍平-山田修義-小木田敦也-●阿部翔太-吉田凌

文・波多野瞭平

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