9月2日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第20回戦は、6対2で福岡ソフトバンクが勝利した。
打線は初回、近藤健介選手の適時打で先制する。同点で迎えた4回表には、中村晃選手の安打などで1死満塁の好機をつくり、捕逸で3塁走者が生還。さらに、野村勇選手の犠飛、甲斐拓也選手の9号2ランで4点を勝ち越す。続く5回表は、柳町達選手の適時内野安打で1点を追加した。
先発の板東湧梧投手は、立ち上がりに渡部健人選手に適時打を浴びると、5回裏は1死1、3塁の場面で内野ゴロの間に1点を失う。6回裏に2死満塁のピンチを招き、5.2回96球8安打3四球2奪三振2失点で降板。ここは又吉克樹投手が無失点でしのいだ。
7回からは藤井皓哉投手、松本裕樹投手、大津亮介投手が1イニングをそれぞれ無失点に抑えた。勝利した福岡ソフトバンクは、板東投手が5勝目、甲斐選手が2ランで貴重な追加点を挙げた。一方敗れた埼玉西武は、散発10安打と打線がつながらず。先発・高橋光成投手が5回96球8安打3四球1奪三振6失点(自責点2)と振るわなかった。
123456789 計
ソ 100410000 6
西 100010000 2
ソ ○板東湧梧-又吉克樹-藤井皓哉-松本裕樹-大津亮介
西 ●高橋光成-田村伊知郎-公文克彦-本田圭佑-青山美夏人
文・谷島弘紀
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