ZOZOマリンで行われる千葉ロッテと北海道日本ハムの3連戦。5日の試合をしっかり勝ち切った千葉ロッテは、多くのファンが詰めかけるホームでも勢いに乗りたいところ。対する北海道日本ハムは5日の試合が中止になったことで3日ぶりの試合となるが、その影響はあるのか。それでは、この試合の行方を左右する選手を紹介したい。
【今季対戦成績】
千葉ロッテ→6勝6敗、北海道日本ハム→6勝6敗
【千葉ロッテ】涌井投手 14試合、4勝6敗 92.1回、69奪三振、47失点 防御率4.39
【北海道日本ハム】マルティネス投手 13試合、7勝5敗 91.1回、45奪三振、33失点 防御率2.96
千葉ロッテの先発は涌井投手だ。6月29日の前回登板では7回2失点と好投したものの、白星はつかず。自身の投球と、野手陣のリズムが噛み合わない状況が続いている。5月18日以来の白星に向けて、まずは自身の好投で流れを引き寄せていきたいところ。
対する北海道日本ハムの先発はマルティネス投手だ。前回登板では7回途中2失点と好投したものの、打線の援護に恵まれず、黒星となっている。ここ2試合で被安打18と、やや甘い球が目立ちつつあるだけに、6日の試合では持ち味の丁寧な投球を心がけていきたい。
千葉ロッテ打線では井上選手に注目だ。現在4試合連続安打と調子を上げる主砲は、5日の試合でも先制の13号ソロを含む2安打を記録するなど、試合を重ねるごとにますます勢いに乗りつつある。千葉ロッテに生まれた待望の和製大砲は、2位・北海道日本ハムを相手にどのような打撃を見せてくれるか、注目だ。
北海道日本ハム打線ではレアード選手に注目。今季の千葉ロッテ戦では打率.375、4本塁打と抜群の好相性を誇っており、敵地・ZOZOマリンスタジアムでもすでに2本塁打を放っている。6月は月間打率.207とやや物足りない成績だっただけに、このカードを復調のきっかけにしたい。
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