5回に井上の13号ソロを号砲に一挙5点で逆転成功
千葉ロッテは5日、敵地でのオリックス戦に5-2で勝利した。1ゲーム差で追っていたオリックスに、38勝35敗で並ぶ貴重な1勝。先発マウンドに上がった唐川侑己投手は今季初白星を飾った。
今季4試合目の先発マウンドに上がった唐川は、2回に2四球と安打で無死満塁とすると、安達了一にセンターへ犠飛を運ばれ、1点を先制された。だが、3回を3者凡退とすると、4回には走者を2人背負いながらも無失点。すると、5回に味方打線が井上晴哉の13号ソロを号砲に、打者一巡の猛攻で一挙5点で逆転に成功。唐川は6回に吉田正尚に11号ソロを許したが、6回を5安打3四球2奪三振2失点(自責2)の好投を見せた。
打線は、5回にオリックス先発の山岡泰輔投手を攻め立てた。井上がソロ弾で口火を切ると、平沢大河、荻野貴司、中村奨吾がタイムリーで続き、5点を挙げてマウンド上の唐川を盛り立てた。
これで両チームは38勝35敗とまったく同じ勝敗。千葉ロッテは混戦模様のパ・リーグで一歩も引かぬ意地を見せた。
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