観戦ではなく夏祭りでベルーナドームへ!「ライオンズ夏祭り」体験レポ

パ・リーグ インサイト

2023.8.26(土) 12:00

盆踊りの様子 ©SEIBU Lions
盆踊りの様子 ©SEIBU Lions

 埼玉西武ライオンズが贈る夏祭り「ライオンズ夏祭り2023 Supported by SUNTORY」が8月19日(土)、20日(日)の2日間開催されました。

 ライオンズ夏祭りは非試合開催日のベルーナドームが舞台。会場には子どもから大人までたくさんの来場者が訪れ、夏ならではのさまざまなイベントを楽しみました。

メインゲート付近の様子
メインゲート付近の様子

 ベルーナドームに到着すると、ライオンズブルーと白の提灯で彩られたメインゲートが来場者を迎え、ゲートを抜けると焼きそばやかき氷など約10店舗の屋台が並びます。またグラウンドからは和太鼓の音色が聞こえ、お祭りムード満点!

 最高気温35°Cを超えたこの日の所沢。かき氷屋台の行列を横目にグラウンドに入ると、外野フェンス沿いは射的や輪投げなどのお店が軒を連ね縁日のような空間になり、グラウンド中央はやぐらが建てられた特設ステージに。試合日のグラウンドとは雰囲気ががらりと変わります。

グラウンド内の様子
グラウンド内の様子

 特設ステージでは和太鼓チームの演奏、よさこい、球団公式マスコットのレオ・ライナと公式パフォーマーbluelegendsのダンス、盆踊りなどさまざまな演目で会場を盛り上げます。

 同イベントではグラウンド内への出入りが自由なので、特設ステージの演目を鑑賞する方、縁日で遊ぶ方、また普段はなかなか入ることのできないグラウンドの芝の上での空間を楽しむ方など、皆思い思いの過ごし方で楽しんでいました。

グラウンド内の様子
グラウンド内の様子

 3塁側レフトスタンドに隣接する獅子ビルに足を伸ばすと「世界の珍しい甲虫&ムシキング20周年展」が行われ、珍しいカブトムシの展示を夢中で見入る子どもたちの姿が。

 また別の場所では、キックスクーター体験やライオンズショベルカーの乗車体験、西武鉄道ミニ電車乗車体験など、子ども向けコンテンツが充実していたので、午前中から夕方までの時間帯は子ども連れの来場者が多かった印象です。

「世界の珍しい甲虫&ムシキング20周年展」の様子
「世界の珍しい甲虫&ムシキング20周年展」の様子

 夕方になるとグラウンド内特設ステージは、その日演舞を披露したよさこいチームが集まり、全員で踊る「よさこい総踊り」、続いて来場者が参加しての盆踊りで盛り上がりを見せます。

 夜には花火大会、大型ビジョンでの対福岡ソフトバンクホークス戦パブリックビューイングなども開催され、夕方以降も来場者が絶えず、会場はより活気づいていきました。

「よさこい総踊り」「盆踊り」の様子   ©SEIBU Lions/TEZUKA PRODUCTIONS
「よさこい総踊り」「盆踊り」の様子 ©SEIBU Lions/TEZUKA PRODUCTIONS

 子どもから大人まで1日通して楽しめ、夏ならではのイベントが盛りだくさんだった「ライオンズ夏祭り」。
 “入場無料”なので、地域の方や野球観戦をしたことがない方、誰でも気軽に球場に足を運ぶことができ、プロ野球観戦のきっかけにもなるイベントだと感じました。来年の開催も期待しています!

花火大会の様子 ©SEIBU Lions
花火大会の様子 ©SEIBU Lions

文・池田紗里

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