7月5日、京セラドーム大阪で行われるオリックスと千葉ロッテの今カード最終戦。初戦を引き分けて迎えた4日の試合では8回裏に勝ち越したオリックスが勝利、福岡ソフトバンクと同率の3位に浮上した。しかしいまだゲーム差は「1」と気が抜けない両チームによる5日の試合の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
オリックス→8勝4敗1分け、千葉ロッテ→4勝8敗1分け
【オリックス】山岡投手 13試合、2勝7敗 73.1回、63奪三振、44失点 防御率4.79
【千葉ロッテ】唐川投手 3試合、0勝3敗 17回、16奪三振、13失点 防御率6.35
予告先発はオリックスが山岡投手、千葉ロッテが唐川投手だ。山岡投手は前回登板の埼玉西武戦で3本塁打を浴びるなど精彩を欠き、5回8失点で敗戦投手となった。5月以降の被本塁打数は13本と、一発による失点が目立っている山岡投手。本塁打による失点に注意し、4月22日以来の白星をつかめるか。
打線ではマレーロ選手に注目したい。4日の試合では二塁打を2本放って好機を演出。2試合連続のマルチ安打を記録し、再昇格後の5試合で21打数7安打、打率.333と好成績を残している。5日の試合でもマレーロ選手の打棒に期待したい。
対する唐川投手は今季先発した全3試合で4失点以上と、本来の投球を見せられずに3敗を喫している。約2カ月ぶりとなる5日のマウンドでは昨季得意としたオリックスを相手にどのような投球を見せるか。生え抜きの右腕が復活を期してマウンドに上がる。
千葉ロッテ打線では鈴木選手に注目したい。4日の試合では4打数2安打1四球と再三の好機を演出した。開幕から1カ月は打撃不振に悩まされていたが、徐々に状態を上げて6月の月間打率は.325と数字を伸ばしてきている鈴木選手。5日の試合でも打線のつなぎ役として安打を積み重ねられるか。
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