千賀滉大が7回途中2失点で6勝目。カード初戦は主導権をがっちり握った鷹が勝利

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2018.7.3(火) 21:32

福岡ソフトバンクホークス・松田宣浩選手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・松田宣浩選手(C)PLM

7月3日、弘前で行われた楽天と福岡ソフトバンクのカード初戦は、投打の歯車が見事にかみ合った福岡ソフトバンクが、5対3で楽天に勝利した。

試合が動いたのは3回表だった。楽天・古川投手から安打と四球で1死1,2塁と好機を演出したところで、福岡ソフトバンクの3番・柳田選手が適時打を放ってまずは1点を先制する。さらに1死満塁と好機を拡大させると、5番・内川選手も適時打を放ちさらに1点を追加。中軸がしっかり機能した福岡ソフトバンクが、まずは2点を先行した。

中盤に入っても福岡ソフトバンク打線は攻撃の手を緩めない。4回表、8番・西田選手の移籍後初となる1号ソロで1点を加えると、続く5回表には4番・デスパイネ選手が19号2ランをかっ飛ばして2点を追加。弘前の夜空にアーチを描き、福岡ソフトバンクがリードを5点に広げる。

このままでは終われない楽天は、終盤に入ったところでついに反撃に出る。福岡ソフトバンク・千賀投手から5番・銀次選手が安打で出塁すると、続く6番・アマダー選手が外角高めの直球を強振。ライナー性の打球は、あっという間に右翼席に突き刺さる11号2ランとなり、終盤に楽天が3点差に迫った。

このまま逃げ切りたい福岡ソフトバンクは勝利の方程式を投入。8回裏を加治屋投手が無得点で抑えると、9回裏は森投手がピンチを背負いながらも後続を断って試合終了。カード初戦は、安定した試合運びを見せた福岡ソフトバンクが楽天に勝利した。

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