7月3日、18時から札幌ドームで行われる北海道日本ハムと埼玉西武のカード初戦は、ゲーム差わずか「1」の首位攻防戦だ。1位から3位まで4ゲーム差と混戦を極めているパ・リーグ。最初の首位攻防戦を制するのはどちらか、この大事な試合の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→6勝4敗、埼玉西武→4勝6敗
【北海道日本ハム】上沢投手 12試合、7勝2敗 79.1回、66奪三振、20失点 防御率2.04
【埼玉西武】十亀投手 12試合、4勝6敗 77.2回、51奪三振、33失点 防御率3.36
北海道日本ハムの先発は上沢投手だ。前回登板の福岡ソフトバンク戦では、9回2安打無失点で今季3度目の完封を決めた。リーグ2位の防御率をマークし、チームトップタイの7勝と、エースとして成長を続けている上沢投手。防御率0.00という得意の埼玉西武を相手に、3日も好投を見せたい。
エースを援護する北海道日本ハム打線では近藤選手に注目だ。1日のオリックス戦では2試合連続のマルチ安打を記録。今季はここまで打率.361、出塁率.466と、ともにリーグトップの成績を残している近藤選手。パ・リーグのリーディングヒッターの打棒に、3日も期待せずにはいられない。
一方の埼玉西武は十亀投手が先発。前回登板のオリックス戦では7回3失点の力投も、援護に恵まれずに敗戦投手となった。勝ち星は4勝と伸び悩んでいるが、チーム2位のイニング数を消化し、チームに大きく貢献している十亀投手。3日も先発としての役割を果たしたい。
そんな十亀投手に白星をプレゼントしたい埼玉西武打線においては、浅村選手に注目だ。1日の試合で3安打1本塁打1打点の活躍を見せるなど、6月から好調を維持している浅村選手。首位攻防戦となる3日の試合でも、その打棒でチームを引っ張ることができるか。
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