6月30日、ヤフオクドームで福岡ソフトバンクと千葉ロッテのカード2戦目が行われる。29日の初戦は、9回裏に相手守護神を打ち崩した福岡ソフトバンクがサヨナラ勝利を収めた。福岡ソフトバンクがその勢いのままに連勝を飾るか、千葉ロッテが意地を見せるか。30日の試合の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→5勝3敗、千葉ロッテ→3勝5敗
【福岡ソフトバンク】石川投手 15試合、7勝3敗 79回、51奪三振、27失点 防御率2.85
【千葉ロッテ】ボルシンガー投手 11試合、9勝1敗 70.2回、54奪三振、21失点 防御率2.29
予告先発は、福岡ソフトバンクが石川投手、千葉ロッテがボルシンガー投手だ。石川投手は前回登板のオリックス戦で7回3失点(自責1)と好投したが、勝ち星は付かず。5月30日の阪神戦を最後に、1カ月ほど白星から遠ざかっている。30日の登板では千葉ロッテ打線を封じ、本拠地のファンの前で久々の勝利を味わいたい。
福岡ソフトバンク打線では上林選手に注目したい。上林選手は29日の試合で3点を追う8回裏に反撃の11号ソロを放つと、続く9回裏には逆転適時三塁打を放ってチームをサヨナラ勝利に導いた。初回に四球で出塁するなど1番打者としても役割を全うしている上林選手。30日の試合でも若鷹の活躍に期待したい。
一方のボルシンガー投手は前回、雨の中で行われた埼玉西武戦で初回に3失点を喫するも、以降は立ち直って9勝目をマーク。自身の連勝も「8」に伸ばした。2桁勝利を懸けて上がる30日のマウンドでも安定した投球を披露できるか。
千葉ロッテ打線では、井上選手に注目だ。29日の試合でも11号ソロを放つなど好調をキープしている井上選手は、ボルシンガー投手の登板日で35打数12安打6本塁打13打点、打率.343という好成績。相性の良いボルシンガー投手を30日も援護して10勝目に貢献できるか。井上選手の打棒から目が離せない。
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