6月30日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第8回戦は、3対1で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンクの先発は今季3勝目を狙う有原航平投手。2回裏にマキノン選手から第9号ソロを被弾するも、以降は安定した投球を披露する。8回107球2安打3四球6奪三振1失点の快投でマウンドを降りた。
　
　打線は1点を追う3回表、中村晃選手からの連続四死球で2死満塁とする。迎えた好機で、柳町達選手が適時打を放ち逆転に成功した。7回表にも柳田悠岐選手の内野安打に失策が絡み1点を追加。最終回はモイネロ投手が3人で締め、2点のリードを守り切った。

　勝利した福岡ソフトバンクは、2試合ぶりのスタメン出場となった三森大貴選手がマルチ安打を記録する。一方敗れた埼玉西武は、松本航投手が6回102球6安打4四死球5奪三振2失点で6敗目。強力打線を相手に粘投したが、打線がわずか2安打と援護に恵まれなかった。


　 １２３４５６７８９ 計
ソ ００２００００００ ３
西 ０１０００００００ １

ソ ○有原航平-Sモイネロ
西 ●松本航-佐藤隼輔-青山美夏人-ボー・タカハシ

文・輿水佑一郎

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