幕張のエースが背水のマウンドへ。福岡ソフトバンクはベテランに連敗ストップを託す

パ・リーグ インサイト

2018.6.29(金) 09:32

千葉ロッテマリーンズ・涌井秀章投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・涌井秀章投手(C)パーソル パ・リーグTV

6月29日、18時からヤフオクドームで行われる福岡ソフトバンクと千葉ロッテの3連戦初戦。前カードでサヨナラ負けを喫し、2連敗中の福岡ソフトバンクと2連勝中の千葉ロッテ。福岡ソフトバンクが本拠地で連敗を止めるか、千葉ロッテが勢いのままに3連勝を飾るか。29日の試合の見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→4勝3敗、千葉ロッテ→3勝4敗

【福岡ソフトバンク】中田投手 12試合、4勝3敗 69回、61奪三振、32失点 防御率4.04
【千葉ロッテ】涌井投手 13試合、4勝6敗 85.1回、63奪三振、45失点 防御率4.54

予告先発は、福岡ソフトバンクが中田投手、千葉ロッテが涌井投手だ。交流戦前まで好投を続けていた中田投手だが、前回登板の広島戦で6回途中8失点と大きく崩れた。29日の登板では本来の姿を取り戻してチームの連敗を止められるか。ベテランの投球に期待が集まる。

一方の涌井投手は前回登板、前々回登板と5失点を喫するなど不調に陥っており、1カ月以上白星から遠ざかっている。不甲斐ない登板が続いているだけに、29日は背水の思いで登板に臨みたい。

福岡ソフトバンク打線では4番を務めている柳田選手に注目したい。27日の試合では3安打2盗塁と躍動し、調子の上がらない打線の中で気を吐いた。今季は千葉ロッテに対し7試合で3本塁打、9打点、打率.385と好相性の柳田選手。29日からの3連戦でも、得意の相手に豪快なアーチを描きたい。

対する千葉ロッテは絶好調の井上選手に注目だ。体調不良からの復帰後は、4試合で13打数8安打3本塁打10打点、打率.615と絶好調。沈黙気味の打線を活気付ける活躍を見せている。状態を上げて戻ってきた井上選手の長打に、29日の試合も期待したい。

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