6月29日、札幌ドームで開催される北海道日本ハムとオリックスのカード初戦。リーグ2位の北海道日本ハムは、那覇で行われた福岡ソフトバンクとの2連戦で連勝、首位・埼玉西武に1ゲーム差に迫っている。一方のオリックスは、埼玉西武との前カードで1勝1敗1分けと互角の戦いを見せた。上位を狙う両チームのカード初戦、29日の試合の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→5勝3敗、オリックス→3勝5敗
【北海道日本ハム】マルティネス投手 12試合、7勝4敗 84.2回、41奪三振、31失点 防御率2.98
【オリックス】西投手 12試合、4勝6敗 81.2回、64奪三振、26失点 防御率2.87
北海道日本ハムの先発はマルティネス投手。交流戦で3連勝と波に乗っていたが、リーグ戦再開後、22日の楽天戦では6回4失点と崩れている。前回登板は被本塁打2で4失点と一発に泣いているだけに、29日は慎重な投球で長いイニングを投げきりたい。
対するオリックスの先発は西投手。前回登板の横浜DeNA戦では、8回2失点の好投で4勝目をつかんだ。開幕からなかなか白星に恵まれなかったが、直近2試合で2勝とようやく波に乗ってきた西投手。中13日で上がる29日のマウンドで、自身3連勝を飾れるか。
北海道日本ハム打線ではアルシア選手に注目したい。26日の試合では初回に先制の5号3ランを放つと、27日の試合では2点を追う9回裏に2試合連続となる一発を放って、チームのサヨナラ勝ちに貢献した。29日の試合でも、アルシア選手の熱いプレーに期待したい。
一方のオリックスでは、吉田正選手に注目。28日の試合では3打数2安打2四球2打点の活躍で、打線をつなぐ役割を全うした。ここまで8試合を戦って打率.161と、極端に苦手としている北海道日本ハムの前でも、4番打者として仕事を果たすことができるか。苦手な相手を攻略して、さらにレベルを上げていきたい。
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