延長12回を乗り越えた翌日のカード第3戦。復活を期す大砲同士によるホームラン合戦は実現するか

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2018.6.28(木) 09:30

埼玉西武ライオンズ・中村剛也選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・中村剛也選手(C)PLM

6月28日、メットライフドームで行われる埼玉西武とオリックスの今カード最終戦。27日の試合では、4時間半を超える死闘の末に引き分けた両チームであるだけに、疲労の具合が気になるところ。埼玉西武がカード成績を五分に戻すか、オリックスが勝ち越しを決めるか。27日を振り返りつつ、両チームの注目選手を挙げていきたい。

【今季対戦成績】
埼玉西武→5勝4敗1分、オリックス→4勝5敗1分

【埼玉西武】多和田投手 12試合、7勝3敗 77.2回、52奪三振、33失点 防御率3.59
【オリックス】山岡投手 12試合、2勝6敗 68.1回、60奪三振、36失点 防御率4.08

埼玉西武の先発は多和田投手だ。18日の前回登板では、5回2失点とまずまずの投球を見せたが、黒星となっている。本塁打での2失点が大きく響く形での敗戦だっただけに、28日の試合では失投を最小限にとどめていきたいところ。また、チーム2位の7勝を挙げている多和田投手には、より長いイニングを投げ切ることが求められる。

対するオリックスは山岡投手を先発マウンドに送る。22日の前回登板では、6回3失点と試合を作りながらも、白星とはならず。多和田投手と同じく、前回登板の3失点はいずれも本塁打によるものだった。4月22日以来の3勝目のために、より丁寧な投球を心がけたい。

打撃陣では両チームの主砲に注目だ。埼玉西武・中村選手は27日の試合で今季初となる2打席連続本塁打を放つなど、本来の打撃を取り戻す感触を得たようだ。気温の上昇に伴って調子を上げてきた「おかわりくん」は、かつてのように埼玉西武打線の脅威となれるか。

オリックス打線ではロメロ選手に期待がかかかる。現在3試合連続本塁打中と復調の兆しを見せるロメロ選手は、26日、27日の試合ではいずれも4回表に先制弾をかっ飛ばしている。特に、28日の試合では6打数4安打の大暴れ。勢いそのままに4試合連続本塁打となるか、28日の試合ではどの打席からも目が離せない。

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