幸運な当たりで得点を重ね、リードを死守した千葉ロッテが勝利。楽天はエースで連敗

パ・リーグ インサイト

2018.6.27(水) 21:26

千葉ロッテマリーンズ・井上晴哉選手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・井上晴哉選手(C)PLM

6月27日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと楽天のカード2戦目は、犠飛で着実に得点を重ね、風にも助けられた千葉ロッテが連勝を飾った。

1回表、楽天の1番・田中選手が四球で出塁すると敵失の間に3塁まで進み、続く茂木選手が犠飛を放って1点を先取。前日は1得点と沈黙気味だった楽天打線がわずか8球で先制に成功する。

しかしその裏の攻撃で千葉ロッテ打線がすぐさま反撃。2死1,3塁から井上選手が高々と打ち上げた飛球が強風の影響を受け、遊撃手と左翼手の間に落ちるラッキーな2点適時二塁打に。この一打で千葉ロッテがすぐさま逆転。初回から大きな動きを見せ、2対1で千葉ロッテが1点をリードする展開となる。

再び試合が動いたのは3回表、8番・ペゲーロ選手が14号ソロを放って楽天が同点に追い付くが、その裏に千葉ロッテが4番・角中選手の犠飛で勝ち越して3対2と再びリードを握る。このままリードを守りたい有吉投手だったが5回表、ペゲーロ選手に2打席連続となる15号ソロを浴びて3対3の同点のまま試合は後半へ。

再び試合を動かしたのは千葉ロッテだった。6回裏、7番・菅野選手が犠飛を放って4対3と三たび勝ち越し。7回からは松永投手、益田投手のリレーでつなぎ、9回は守護神の内投手が3者凡退に斬って試合終了。4対3で千葉ロッテが勝利した。

先発した有吉投手は6回3失点(自責2)の力投で自身の連勝を「3」に伸ばした。一方の楽天は強風の影響も響いたか、則本投手が6回4失点と崩れ自身5連敗となった。

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