ともに下位に沈む両者の戦い。半分以上残されたシーズンで巻き返せるか

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2018.6.27(水) 09:31

東北楽天ゴールデンイーグルス・則本昂大投手(C)PLM
東北楽天ゴールデンイーグルス・則本昂大投手(C)PLM

6月27日、ZOZOマリンスタジアムで18時15分から行われる千葉ロッテと楽天のカード2戦目。26日の試合では中盤に得点を重ね、楽天打線の反撃を振り切った千葉ロッテが勝利した。連勝を狙う千葉ロッテと連敗を避けたい楽天はどのような試合を繰り広げるか。27日の見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→5勝2敗、楽天→2勝5敗

【千葉ロッテ】有吉投手 18試合、2勝1敗 43回、26奪三振、14失点 防御率2.93
【楽天】則本投手 12試合、4勝7敗 88.2回、100奪三振、35失点 防御率3.45

予告先発は千葉ロッテが有吉投手、楽天がエース・則本投手だ。交流戦では3試合に先発して2勝、防御率0.92の好成績で交流戦を走り抜けた有吉投手。交流戦明け最初の先発となる27日は防御率1.69と得意の本拠地でチームを勝利に導けるか。

一方の則本投手は交流戦で3試合に先発し、24.1回を投げて防御率2.59と先発として仕事を果たしたが打線の援護に恵まれず3敗を喫した。自身4連敗中、4勝7敗と負けが先行している則本投手は得意の千葉ロッテを相手に好投を見せられるか。自身の白星とともに再び良い流れをつかみたい。

千葉ロッテの打線では藤岡裕選手に注目したい。2番打者としてチームに貢献していた藤岡裕選手だが、交流戦が明けてからは4試合で12打数2安打と少しバットが湿り気味。上位打線を担う藤岡裕選手に当たりが戻れば、攻撃の幅がさらに増すはずだ。

一方の楽天打線は26日の試合でわずか1得点と打線が沈黙。そんな打線の中でも2安打と気を吐いたアマダー選手に注目だ。6月は打率.355、直近5試合はいずれも安打を放つなど、徐々に調子を上げてきている。ウィーラー選手が怪我で離脱した分、アマダー選手にかかる期待は大きいが、27日の試合では目の覚めるような一発に期待したい。

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