6月27日、18時30分から那覇で行われる北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの一戦。26日の試合では1回裏に2本塁打で4点を先制し、先発の上沢投手が今季3度目の完封と投打で圧倒した北海道日本ハムが快勝した。首位に「1」ゲーム差と迫った北海道日本ハムはこの勢いのまま首位に並べるか。それとも昨季王者の福岡ソフトバンクが食らい付くか。沖縄で行われる試合の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→6勝4敗、福岡ソフトバンク→4勝6敗
【北海道日本ハム】上原投手 6試合、1勝0敗 14.1回、9奪三振、7失点 防御率4.40
【福岡ソフトバンク】攝津投手 3試合、2勝1敗 13.2回、11奪三振、7失点 防御率3.95
予告先発は北海道日本ハムが上原投手、福岡ソフトバンクが攝津投手だ。上原投手は前回登板の18日の広島戦で広島打線を5回1失点に抑える好投を披露。プロ初本塁打を放つなど自身の打棒でも援護して今季初勝利をつかんだ。交流戦明け初戦となる先発のマウンドだが、地元・沖縄で成長した姿を見せるためにも、凱旋登板を勝利で飾りたい。
一方の攝津投手は前回登板となった13日の巨人戦で6回途中2失点と力投し、今季2勝目をつかんだ。プロ10年目の節目の年を迎えたベテランはその投球術で好調のチームを勝利に導けるか。
北海道日本ハム打線では2番を打つ大田選手に注目したい。26日の試合で4打数2安打1打点と活躍し、6月の頭には.253だった打率も.282まで上げてきている。キャリアハイのペースで安打を放っている大田選手は、このまま結果を残し続け恐怖の2番打者としてチームの勝利に貢献できるか。
対する福岡ソフトバンクは26日の試合で2安打完封負けと打線が沈黙。そんな打線の起爆剤としてデスパイネ選手に注目したい。26日こそ当たりが出なかったものの、6月の打率.298と、こちらも状態を上げている。昨季のホームランキングは鷹の主砲として打線を引っ張る活躍を見せられるか。デスパイネ選手の豪快な一発に期待したい。
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