石川歩が9回途中1失点でリーグトップタイの9勝目。投打がかみ合った千葉ロッテが貯金「1」

パ・リーグ インサイト

2018.6.26(火) 21:12

千葉ロッテマリーンズ・石川歩投手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・石川歩投手(C)PLM

6月26日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと楽天の一戦は、中盤に得点を重ね、楽天打線の反撃を凌ぎ切った千葉ロッテが勝利を飾った。

千葉ロッテの先発・石川投手は立ち上がりを無失点に抑えると、2回、3回も無失点に抑え、序盤は上々の立ち上がり。対する古川投手も初回を3者凡退で終え、3回まで無失点に抑える投球を見せて序盤は静かな展開が繰り広げられる。

試合が動いたのは4回裏、千葉ロッテの攻撃。2番・藤岡裕選手が四球、続く中村選手が二塁打を放って無死2,3塁の好機を演出すると、4番・角中選手が中前へあっさり犠飛を放って1点を先取。さらに続く5回裏の攻撃で荻野貴選手の2点適時三塁打などで3点を追加。序盤は静かな展開となった試合は、中盤で千葉ロッテが4点を奪い、4対0と大きくリードする。

4点の援護をもらった石川投手は、140キロ台後半の直球を主体とする投球で楽天打線に3塁を踏ませず。8回まで無失点に抑え、試合は4対0と千葉ロッテリードのまま最終回へ。

一矢報いたい楽天は9回表1死から3,4番の連打で好機を作ると、続く5番・銀次選手の適時打で1点を返し、完封目前の石川投手をノックアウト。なおも1死1,2塁と一発が出れば同点の好機だったが、ここは千葉ロッテの守護神・内投手が後続を切って試合終了。試合は4対1で千葉ロッテが勝利した。

先発した石川投手は9回途中1失点の好投で9勝目をつかみ、自身の連勝は「6」に。チームもこの勝利で貯金を「1」とした。一方の楽天は打線がつながらず、9回表の1得点のみに終わり、3連勝とはならなかった。

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