6月26日、ZOZOマリンスタジアムで18時15分より行われる千葉ロッテ対楽天の第7回戦。5位の千葉ロッテは貯金が尽きて勝率5割に逆戻り。かたや6位の楽天は、平石監督代行のもとここにきて調子を上げてきた。2連戦の初戦の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
千葉ロッテ→4勝2敗、楽天→2勝4敗
【千葉ロッテ】石川投手 12試合、8勝3敗 83回、47奪三振、22失点 防御率2.28
【楽天】古川投手 4試合、3勝1敗 21.2回、24奪三振、6失点 防御率2.49
予告先発は千葉ロッテが石川投手、楽天が古川投手と発表された。交流戦を4戦4勝の快進撃で終えた石川投手。楽天戦は今季2試合で0勝1敗、防御率4.26と得意ではない。ただZOZOマリンスタジアムでは5試合4勝1敗、防御率1.43と相性抜群。地の利を活かして自身の連勝を伸ばし、同僚のボルシンガー投手に並ぶ9勝目を挙げられるか。
一方、古川投手も自身3連勝と上々の結果で交流戦を駆け抜けた。3勝目を挙げた前回登板の横浜DeNA戦は6回を投げ、被安打4、奪三振6の1失点の好投。ZOZOマリンスタジアムでの千葉ロッテ戦は昨年10月5日に以来。このときは8回を終えて2失点と試合を作るも、同点で迎えた9回裏2死にサヨナラ打を浴びてしまった。雪辱なるか、注目だ。
千葉ロッテ打線は体調不良から一軍復帰した井上選手が絶好調だ。23日の試合は8号満塁弾でド派手に快気祝い。24日は第1打席から単打、三塁打、9号ソロ。サイクル安打達成なるかと思いきや、第4打席は二塁打よりうれしい2打席連続弾となる10号ソロ。プロ5年目で初の2桁本塁打にも到達した。ここ3試合適時打が出ていないチームは、上位打線から井上選手につなげていきたい。
楽天は平石監督代行が指揮を執り、5戦4勝と好調だ。その要因の一つに1番・田中選手、2番・茂木選手、3番・島内選手からなる上位打線が機能していることが挙げられるだろう。特に田中選手は9試合連続安打を記録。切り込み隊長の働きが千葉ロッテ・石川投手を攻略する鍵になりそうだ。
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