6月26日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われる北海道日本ハム対福岡ソフトバンクの第9回戦。北海道日本ハムにとっては初の沖縄での公式戦となるが、3位・福岡ソフトバンクとのゲーム差は1.0。両軍ともに落とせない2連戦の初戦の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→5勝4敗、福岡ソフトバンク→4勝5敗
【北海道日本ハム】上沢投手 11試合、6勝2敗 70.1回、58奪三振、20失点 防御率2.30
【福岡ソフトバンク】千賀投手 8試合、5勝2敗 46.1回、58奪三振、15失点 防御率2.91
予告先発は北海道日本ハムが上沢投手、福岡ソフトバンクが千賀投手。上沢投手は6月13日の阪神戦以来の登板で、この試合は6回3失点で勝ち投手になった。交流戦では、開幕からの好調ぶりが一転するような乱調もあったが、再開したリーグ戦で快投を見せたい。
千賀投手は前回登板の広島戦、5回、被安打3、奪三振11の無失点の好投で5勝目を挙げた。北海道日本ハムとは今季初対戦。昨季は6戦6勝とお得意様だっただけに、堂々たる投球できっちり白星を手にしたい。また、沖縄県出身の嘉弥真投手には凱旋登板が期待される。
連敗中の北海道日本ハムだが、リーグトップの打率.363を記録する近藤選手は、12試合連続安打という好調ぶりだ。前のカードの楽天戦では初戦がマルチ安打、2戦目と3戦目が1安打ずつ。沖縄の地で8試合ぶりの3安打猛打賞となるか。
3連勝中の福岡ソフトバンクは4番・柳田選手に注目。約1カ月ぶりに3安打猛打賞を記録した24日のオリックス戦は、延長12回に17号決勝弾。今季ここまで無失点だったオリックス・比嘉投手から打った値千金の一発だった。那覇のファンにも豪快なギータ弾を披露したい。
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