12イニングスに及ぶ熱戦は主砲の一撃で決着。鷹が2試合連続の延長戦を制す

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2018.6.24(日) 17:52

福岡ソフトバンクホークス・柳田悠岐選手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・柳田悠岐選手(C)PLM

昨日はほっともっと神戸での試合が雨で中止となり、舞台を京セラドーム大阪に移して行われた今カード最終戦。初戦に続き延長戦に突入した試合は、12回までもつれる熱戦となった。

初回、福岡ソフトバンク戦で3戦3勝と抜群の相性を誇る先発・田嶋投手は先頭打者から三振を奪うなど危なげない投球を披露。一方のバンデンハーク投手もオリックス戦は非常に得意としており、これまでの実績どおりに初回を3者凡退に抑え、両投手がともに上々の立ち上がりを見せる。

試合が動いたのは2回裏。1死から5番・中島選手が安打で出塁すると、続く西野選手も安打を放ち先制の好機を作る。その後2死1,2塁となり、8番・小島選手が左方向へ先制となる適時二塁打を放ちオリックスが先制。なお、2死2塁の場面で9番・若月選手も適時打を放ち、この回一挙3得点。4回裏には、先頭のロメロ選手がバックスクリーンへ今季11号ソロを放ち、1点を追加。4対0とし、オリックスが試合の主導権を握る。

反撃したい福岡ソフトバンクは5回表。1死から5番・デスパイネ選手がチーム初安打で出塁。この場面で6番・上林選手が左中間を破る適時三塁打を放ち、スコアを1対4とした。

さらに6回表、2死から3番・内川選手が第5号ソロを放つ。続く柳田選手も二塁打を放ち、5番・デスパイネ選手が適時二塁打で続いて1点差に詰め寄る。なおも続く一打同点の場面で6番・上林選手が「追い付けて良かった」という適時打を放ち、福岡ソフトバンクが4対4と試合を振り出しに戻した。

その後は両チームの救援陣が抑えて試合は延長戦に突入。10回もスコアボードには0が並び、11回裏にはオリックスが2死2,3塁の絶好機を迎えたものの、6番手・嘉弥真投手が凌いで12回の攻防へ。

12回表も比嘉投手がマウンドに上がったが、1死から柳田選手が右翼席に打球を運んで勝ち越し。土壇場で福岡ソフトバンクが再びリードを奪うと、その裏を二保投手が締めて試合終了。12回までもつれた熱戦は福岡ソフトバンクに軍配が上がった。

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